仕事

食品工場はやめとけ、未経験でも働けるけどおすすめしない

私は食品工場で18年サラリーマンをしています。

家族、友人、知人に食品工場で正社員で働きたいと相談されたら、私なら食品工場で働くのはやめとけと絶対断言できます。

単調な作業が好きな方で派遣やアルバイトなら楽で良いと思います。

未経験でも働けるので誰でも入れるとは思います。

ですが、正社員で働くことは絶対やめた方がいいです。

心と体どちらも疲弊します。

関連記事
食品工場で働けるか不安。工場勤務が向いてる人、向いてない人の特徴について解説

続きを見る

食品工場はやめとけと言われる理由

食品工場はやめとけと言われる理由を11個挙げています。

•働く人が多く人間関係がめんどう(理由機械化されてないので人の手が必要)

•衛生管理が徹底されている(髪の長さ、色、髭、ピアス、ネックレスなど規則がある)

•つまらない(単調な作業の繰り返し)

•怒鳴られる、口が悪い(人の質が悪い)

•給料が安い

•不安要素が多い(怪我、クレーム、作り直などなど)

•夜勤作業がキツい

•交代が来ないと帰れない

•受注生産なので注文数しだいで残業になる

•最盛期は仕事が終わらないこともある

•シフト制で休みの希望が取りにくい

上記11個の内容について詳しく解説していきます。

働く人が多く人間関係がめんどう

働く人が多い場合、人間関係が複雑になることはよくあります。

人が多く働く訳ですからその分あう人あわない人が多くなり人間関係がめんどうになります

なぜ、働く人が多くなるのでしょうか。

機械化が進む中で、食品工場は人の手が不可欠な職種なのです。

人手がかかる食品工場の例として、洋菓子製造ケーキなど、弁当製造は人が必要となります。

一部、人手がかからない食品工場もある。

人間関係に関する記事はこちら

サラリーマンの人間関係が面倒くさい。面倒ごとから避けるための行動術

衛生管理が徹底されている(髪の長さ、色、髭、ピアス、ネックレスなど規則がある)

食品工場は若い人たちに人気がありません。

人気のない理由の一部になると思いますが、衛生管理が徹底されているがゆえ、頭髪の長さ、色に制限があり、指輪、ピアス、ネックレスの装飾品は装着不可、爪のネイル、髭、つけまつ毛不可と言ったルールがあり、ファッションにこだわる若い世代の人には人気がありません。

食品工場では、異物混入防止対策や食品会社のイメージを悪くしないよう黒髪、短髪を推奨しています。

つまらないし単調な作業の繰り返しでつらい

仕事内容は、単純作業を繰り返すだけの仕事となります。

同じ場所で8時間、同じ作業の繰り返しになりますから時間が経つことが遅く感じ苦痛をともないます。

 

人の質が悪い

工場勤務の人は質が悪いと感じます。言葉使いは悪い、暴言を吐く人の割合が高いです。

感情のコントロールができない気狂いが多い。

全ての人がそうではないですけど

社員間の話の内容も人を小馬鹿にして楽しんでいたり、パチンコ、スロットなどのギャンブル話や下ネタで盛り上がっています。

中学、高校のまま大人になってしまった人たちが集まったような職場です。

世の中でよく底辺の仕事と言われることが納得する仕事となります。

給料が安い

食品工場の給料が低い理由は複数あります。

まず、一般的に食品工場の社員平均年収は380万くらいです。日本の平均年収以下です。

主な要因には、激しい競争や生産性の向上への圧力、業界の季節性や労働力の需要変動が挙げられます。

また、一部の地域では法定最低賃金が低いことも影響している可能性があります。

受注生産で作業の時間が伸びてしまうからなのか基本給が低いと感じます。

残業を月間45h限界まですればそれなりの金額にはなりますけど、残業が嫌がられるこのご時世で毎日約2時間の残業は大変ですよ。

また、給料が安いわりに社員ならば、製造に関わる原料、材料、消耗品などの注文を行う、原料、材料の在庫管理をします。これが非常に大変で安い給料でやってられなくなる理由。

 

不安要素が多い(怪我、クレーム、作り直)

食品工場では、さまざまな製品を作ります。

食品の製品規格は、製品が安全で品質が保たれるように定められた基準や要件のことを指します。

これには原材料、製造プロセス、保存方法、品質基準などが含まれます。

各国や地域によって異なる製品規格が存在し、製造業者はこれらの基準を遵守して製品を製造します。

そのため、万が一製品に不備があった場合には、製品の作り直しがあります。

製品の作り直しが大変な作業で、例えば、1時間の作業で作った製品が作り直しとなると不良品を作った1時間が無駄となり、再度作り直しますから、更に1時間の時間が必要となります。8時間で作業が終了する工程だとしたら1時間伸びます。作業時間9時間になり、その不良品を分別して捨てる作業も加算されますので帰宅する時間が遅くなってしまいます。

また、不良品が出荷されてしまったらクレームとして返ってきますし重大な不良品を出したならば回収騒ぎになりますから作業担当者のストレスになります。

工場は機械が多く、室内もいろいろな物で溢れています。転倒や機械に挟まれるといったケガのリスクもあります。

夜勤作業がキツい

夜勤作業は生活リズムが真逆になり体に負担があります。昼間寝てられない、夜の勤務中眠いがあります。

給料面では夜勤手当が付くので昼間働くより給料はよいです。

夜勤手当とは、夜間に働く従業員に対して支給される追加の給与のこと

通常、夜勤手当は基本給に対して一定の割合や固定額が設定され、夜間労働の不便さや生活リズムの変化に対する補償として支給されます。

各企業や国によってルールが異なるため、詳細な条件や支給率は労働契約や労働法に基づいて定められています。

夜勤作業がきつい理由は、人間の生体リズムが本来、夜間に休息をとるように調整されているためです。

夜に働くことで、生活リズムが乱れ、睡眠不足や体調不良が生じやすくなります。

社交的な面でも、夜勤者は昼間とは逆の生活サイクルを持つことが難しくなり、社会的な活動に制約を受けることがあります。

また、身体の健康への悪影響や心理的なストレスも夜勤が続くと増加する可能性があります。

2交代制の工場は交代が来ないと帰れない

ニ交代、三交代制があります。

工場が二交代制で24時間稼働してるとすると、1人の作業時間8時間+残業3時間+休憩時間の計12時間となり日勤の人と夜勤の人とで入れ替わり仕事をします。

二交代制の場合で24時間稼働する工場で働くと必ず残業が発生します。

三交代制の場合だと3人×8時間労働のため残業がないと考えられます。

前者の二交代制の工場の場合プライベートや睡眠時間を十分に確保できないのでストレスが溜まりやすいです

受注生産なので注文数しだいで残業になる

受注生産とは、顧客からの注文が入ってから製品を製造する方式です。

毎日毎日、決まった数を作る製造とは違うので日々作業量に増減があります。

注文数が多い場合、製造作業時間も増えるの残業が発生します。

このことから、毎日の仕事終わり時間の予測がたてにくく、仕事終わりに予定を入れて遊ぶと言ったことが難しくなります。

繁忙期は仕事が終わらない、

年末年始、節句、クリスマスなどのイベント日の前日は受注数が増えますので仕事が終わらないことがあります。

家族、友人、恋人と楽しい時間を過ごすことが難しいです。基本会社で過ごすこととなります。

 

シフト制で休みの希望が取りにくい、土日祝は関係ない

シフト制の企業では、希望休が設けられていることが一般的です。

ただし、他の従業員や企業の需要に応じて調整される場合もあります。

希望休を取得するためには、可能な限り早めに申請し、柔軟性を持つことが重要です。

また、病気や怪我などで突然同僚が休みになった場合、休みの日程変更や出勤時間の変更もあります。

土日祝は関係なしです。休日表があなたの休みの日です。世間が大型連休で盛り上がっていてもあなたには関係ありません。

工場で決められた休日があなたの休みになります

食品工場はやめとけと言われる理由まとめ

食品工場はやめとけと言われる理由まとめます。

•人の数が多く人間関係に疲れる

•給料が安い割に作業時間が長い

•二交代制は帰れない、夜勤作業は身体を壊す

•年末年始、節句、クリスマスが楽しめない

•土日祝は関係なし、会社の休み表があなたの休日になる。年末年始も工場で働きます。

工場勤務は今までの生活リズムと真逆の生活や世間と別の世界で生きている感覚になります。

長時間労働、給料が安い、人間関係、労働災害、クレーム、社内ルールによりかなりのストレスがあなたを苦しめます。

食品工場は絶対やめたほうがいいです。

 

広告

 

広告

スポンサーリンク

-仕事