釣り

ジギング専門用語から実践釣行の知識を学ぼう

大きな魚を捕りたい、強烈な魚の引きを体験してみたいなどの理由でジギングをはじめようとしている方

はじめのうちは何が何だかわからない状態で釣りをするかと思います。(自分がそうでした)

身近にジギングをやっている方が要れば、その人と一緒に行って教えてもらうことも可能ですが、まずは釣行前、中、後の勉強することが大事だと考えます。

それでは、何の勉強が必要かこれから説明していきます。

はじめに専門用語を覚えましょう!

 

何かを始める時に必ず専門用語がでてきますよね?

釣り(ジギング・キャスティング)について関係のあるものを中心に書いていきます。

釣りをしてみたいけど釣りの魅力がわからない方は釣りの魅力について書いた内容がこちらにあります→【誰でもわかる】魅力あふれる海釣りの世界を教えます。

専門用語1 キャスティング編

キャスティング

ルアーを投げること。

アンダーキャスト(下手投げ)

ロッドを水面に向けて構え、下からルアーを投げる。

オーバーキャスト

ロッドを頭上に構え、ルアーを上から投げること。

サイドキャスト

ロッドを横に振りルアーを投げること。

専門用語2 リール編

 

リトリーブ

リールを巻くこと。

ドラグ

リールにどれだけテンションを掛けられるかという数値。

ギヤ比

リールの性能表す。スペックのひとつ。

サミング

リールのスプールスプール回転や出るライン指でコントロールすること。

巻き取りスピード

そのリールの一回転で巻き取れるラインの量。

 

専門用語3 ルアー(ジグ)アクション編

ジャーク

魚を誘うための基本アクション。

ワンピッチジャーク

ロッドを立てると同時にリールを一巻きする。一定のリズムで魚を誘う。

ロングジャーク

ストレート系のジグを使い大きくしゃくる。(とても疲れる)

ジャカジャカ巻き

ジグを早く激しく動かす。ロッドとリールが上下するように(ロッド下、リールハンドル上)太鼓をたたく感じかな。

コンビネーションジャーク

多数のジャークを織り交ぜて誘う。

ハイピッチジャーク

速いテンポで一回のジャークでリールを二回転巻く。

 

専門用語4 ヒット編

ヒット

魚が掛かったこと。

合わせ

魚のアタリに対してハリを掛ける動き。

合わせ切れ

魚がヒットした瞬間ラインが切れてしまう。

向こう合わせ

魚が食いついて勝手にハリが掛かる。

ラインブレイク

魚の引きや障害物との摩擦にラインが耐え切れずラインが切れてしまうこと。

バラシ

魚が掛かり、途中で逃げられてしまう。

巻き合わせ

アタリかどうか判断しにくい感触の場合、軽くロッドを立ててみること。

専門用語5 潮編

小潮

潮の干満差がの小さい状態

中潮

大潮と小潮の中間

大潮

潮の干満差がの大きい状態

2枚潮

表層と中層または底で潮の流れが違うこと。

潮目

異なる二つの潮がぶつかる接点。

タイドグラフ

潮見表潮の干潮を知るためのもの

潮止まり

潮が動かないこと

上げ潮

潮が上がること

下げ潮

潮が下がること(魚が口を使いにくいらしい)

専門用語5 船上編

ミヨシ

船の一番前(よく行く船は必ず上手い人がいる)揺れが大きい

同の間

船の真ん中(揺れが小さい)

とも

船の最後尾で一番後ろは大ともとも言う(揺れは中間)

お祭り

両サイドの釣り人のラインに自分のラインが絡んでしまうこと。

ドテラ流し

船を潮と風に任せながすこと

 

専門用語6 その他

鳥山

海面に追い上げられた小魚を鳥が狙っている。

ナブラ

水面に上がっている魚群。

ボイル

水面に追い上げられた小魚の群れが大きな魚の群れに捕食されていること。

パヤオ

漁礁の一種

ブレークライン

急激に水深が変わるライン。

時合

魚の食いが活発になる時間のこと。

マッチザベイト

その時の魚が食べている餌に合わせてルアーを選択する

リアクションバイト

魚に反射的な行動(口を使わせる)をとらせること

スポーニング

魚の産卵活動の事。

アフタースポーニング

産卵後のこと。

ここまでが専門用語についてになります。

ここから先が実践分野になります。

 

潮の流れを確認しよう!

船がポイントに着いて船長から釣り開始の合図がでます。そしたらジグを海に投下します。初めのうちはこのタイミングでジグがどこに流されているのか全く分からない。ましてや潮の流れの速さとジグの重さが合ってない(潮が速くジグが軽い)場合、底は取れない、隣の人とお祭りになってしまうで釣りどころではなくなる可能性があります。

そもそも潮って何?

潮は簡単に言うと海流の事です。川だと山から海へと水が流れていきますよね。海も同じように地球中の海水は流れています。海流とは太陽の熱と風によって発生する。詳しくは海流にて調べてください。

潮の種類

大潮・・・ 潮の満干の差が大きい事

小潮・・・ 潮の満干の差が小さい事

中潮・・・ 大塩と小潮の中間の期間の事

長潮・・・潮の満干の差が小さい事が長く続くように見える事

若潮・・・長潮の翌日を若潮という

長潮と若潮は小潮の延長戦と切り替わりみたいなものですね。

釣行日の潮を確認しましょう

自分が海釣り初心者の頃は潮についてあまり考えないで釣りをしていました。

というか潮って何⁈そんな感じです。

海釣りに行く前、釣行日の潮がどういう状態か確認してますか?

そして何時から何時まで上げ潮で潮止まりからの下げ潮この潮の動きを意識していると釣果に差がでます。

自分は基本ジギングとキャスティングをメインに釣りをしています。

たまに陸っぱりでシーバス、エギングをしていますが、ジギングを始めた頃は潮止まり=釣れないと勘違いしていました。ただ渋くなるだけです。

潮にもいくつか種類があり大潮、中潮、小潮、長潮、若潮この種類ごとに潮の動きが大きいか小さいかになります。

釣りに行く日は何潮か確認して釣りに行っています。

大潮が1番潮の動きが大きいので魚を釣りやすいと言われていますが、地域や場所によっては潮があまり動かず逆に悪いなんてこともあります。

下げ潮と上げ潮

基本的に下げ潮の時によく魚が口を使ってくれ釣果が高いです。

自分の考え的に魚は潮の流れてくる方向に頭を向けて泳ぎますよね。

川で例えるならば上流に向かって泳ぎます。上流から流れた小魚や虫を捕食しています。

潮も同じく下げ潮の場合、潮が下がるタイミングが海水が上から下に流れている。上から流れてくる餌に興味を示す。そして口を使うと考えます。

逆に下から上に向かってくる餌に対して捕食行動が難しいと考えます。

 

潮止まり

潮が満潮(潮が満ちきった)あるいは干潮(潮が引ききった)のとき潮の動きが止まる時間帯があります。

その時間帯は魚の活性が下がり釣りにくくなる場合があります。

釣行前に必ず潮止まりが何時から何時までなのか確認した方がよいです。インターネットを活用して「潮見表」で検索すると潮の動きについて調べることができます。

潮止まりでも釣りにくいだけであって必ずしも釣れないということはありません。

肝心なことは釣れなくても諦めない!!

 

 

釣り座からの潮の流れを確認しよう

釣り座が胴の間の場合、潮が船から外側に向かって流れているのか、それとも潮が船の内側に向かって流れているのか確認しましょう。

実際に自分の場合は両サイドの人が先にキャストサミング中にラインが出ている方向で確認又は、ジグを真下に落として、はらい潮(船の外側に流れる)か、むかい潮(船側に流れる)か確認します。

この確認をしないとジグを投げるべきかそうでないか状況が変わります。

個人的にはらい潮の方がジグの操作はやりやすい感じがします。

ラインのカラーマークを意識しよう

 

PEラインは、大体10m間隔で色分けされています。ジグを底に落とす際サミング中に頭の中で今、何m落ちた!あと何mでボトムがとれるって感じでジグが何m先にあるか把握することができます。

キャストした場合とそのまま落とした場合でもちろんラインの出てる量が違いますので計算してください。

底をとるのが難しい

初心者が1番苦戦する底とり。

自分も未経験者とジギングに行ったときにある体験が底をとれずひたすらラインを放出する。

これは根掛かりと釣果に直結することなので早めに感覚を掴むことをオススメします。

なかなかコツがつかめないという方是非上記でも述べたラインのカラーマークを意識して底とりしてください。着底時はジグの重みを感じなくなります。例外は潮がめちゃくちゃ速いとき。釣り番組などで底がとれないって言ってる状況です。

底がとれたら素早く巻くかロッドを煽りましょう。フォール中に魚が追って来ている可能性があるからです。

着底後、即座にヒットすることが結構あります。

しゃくり方

初心者でよく見られるしゃくり方がワンピッチジャークを渾身の力でロッドを上下これは辞めた方が良いですかなりしんどいです。そんなに気合入れてしゃくらなくても釣れます。むしろ逆に釣れます。

潮が弛んでる時なんかはティップで細かくしゃくった方が釣れました。最近はなるべく疲れないしゃくり方で釣果を出しています。力まないで軽い感じでワンピッチジャークしてます。

逆にジグが死んでるようなジャーク(動いてない)はもっとダメですよ。

昨年はイナダの群れが丁度来てジグを動かさずあたりがとれて楽しんでましたが

そんなパターンはそうそうないです。

よくありそうな話でジギング=しゃくる=縦の釣りと言う固定概念。

水深が浅いところは横の釣りをしてください。

浅場だとジグが速攻で沈んで速攻で上がって来ます。広くて探れません。早めに釣果を出したかったら横の釣りをオススメします。

自分はそれで釣果を出しています。

ナブラが出ても冷静でいろ!

ナブラが出ても冷静でいてください。周りを確認してから投げてください。皆テンションMaxで怪我する危険があります。

間違ってもナブラがのど真ん中にキャストしないでください。魚が散ります。

キャストするならナブラの進行方向にしてください。大事なことです。

昨年の暮れはナブラが出ていてキャスティングで反応がなかったので、即ジギングに変更速攻で5.5キロのワラサをキャッチできました。上で反応がなければ下がチャンスです!

忘れないでください。

少しの判断ミスが釣果を左右しますよ。

周りの人を見て釣りをして

その日のヒットルアー、しゃくり方、日によってバラつきがあります。

船中で一本目が上がったらその人のルアー、カラー、しゃくり方を真似するべきです。

かなり釣果に差がでます。

自分は即真似しますね。自分が一本目に釣ったときも同じように真似されますけどね。

即座に真似しましょう。

最後に僕の愛用タックル紹介します

釣り仲間以外の方のタックルって何使ってるのかな?思った事ありませんか?僕は思います。

そこで今回僕が使用しているロッド、リールを紹介したいと思います。

愛用ロッド

 

 

 

 

・MCワークス

エクスプロージョン804HR

キャスティング用ロッド

 

 

 

 

 

・MCワークス スローハンド775PD

キャスティング用ロッド

 

 

 

 

 

 

・パッションズ スペンサー64M

ジギング用ロッド

 

愛用リール

 

 

 

 

 

左 10ソルティガ4500H キャストメイン

中 ステラ14000EX キャスト用

右 12キャタリナ4500H ジギング用

その他にソルティガスプール2個

ジギングによる根掛かりやライントラブル等でリーダー切れ

再度編み込む時間ロス対策で予備でスプールを持っています。

ライン

 

ソルティガ4500Hにはバリバスの3号peラインを使用

ステラ14000にはキャストマンの4号peライン使用

キャタリナにはダイワの3号peラインを使用

余談ですがジギング用のpeラインをキャスティングに使うとライントラブルが少ないです。

何故かと言うとジギング用ラインはコーティングされていてラインがふにゃふにゃしません。

よってルアー操作時やキャストの際にテンションが緩んでもライントラブルが発生しにくいです。

ちなみに使っていたラインがダイワのメガセンサーと言うpeラインです。パリッとしてコシがある為キャスト初心者にはかなり使いやすいです。

 

 

最後まとめ

 

ジギングは、奥が深い釣りです。テレビのようにバンバン釣れるときもあれば船中で一、二本なんて日もざらにあります。青物御三家もしゃくり方次第で釣れる御三家も変わります。

ジグカラーでもジグのシルエットでも変わってきます。

魚群探知機で魚のいる所に投げてるんだからつれるでしょ。そうではありません。居ても口を使ってくれなければ釣れません。

 

まず初心者の方がはじめて一本を手にするためには、上記の項目を意識して釣行することが1番の近道です。

何か新し事をはじめるときって、知らない事を知って、覚えて大変だと思います。はじめは大変かと思いますが、そのことを知って突き詰めていく。そうすることにより、「これってこうだからこうなるのか」「ああすればこうなるのか!」など発見があり楽しくなってくると思います。

これから、ジギング・キャスティングをしてみたいと思う方参考にしてください。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

最高の一本を手にすることをお祈りします。

 

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