ヒラマサジギングについてヒラマサとは海のスプリンターとも呼ばれる魚、ヒラマサは遊泳力に優れ時速50kmで泳げます。大きさは最大で2m以上、重量40kg越え、今回はそんなヒラマサオフショア(船釣り)ジギングで釣る内容になります。
初心者必見「ヒラマサジギング」の始め方
ヒラマサと言う魚について知ることからスタートします。ヒラマサジギングにて必要なタックルについて説明、タックル以外に必要な道具についても説明します。
ヒラマサとはどんな魚?
冒頭でも伝えましたが海のスプリンターとも呼ばれるヒラマサ時速50km前後の高速で泳ぐことができ重量は40kgを越える個体も存在します。
世界記録では2009年10月24日千葉県外房「山正丸」にて49.5kgのヒラマサが釣り上げられています。
首都から2時間以内の釣り場で世界記録が釣り上げられているって凄いと思いませんか?
ヒラマサに似ている魚
ヒラマサについて青物御三家でヒラマサと似ている魚がいます。
青物御三家とはヒラマサ、カンパチ、ブリのことです。
その魚がカンパチ、ブリです。
下の写真をどうぞ
上から順にヒラマサ、カンパチ、ブリとなります。ヒラマサとカンパチは見分けがつくと思いますがヒラマサとブリについては見分けが付きにくいかと思います。
ヒラマサとブリの全体画像がこちら
ヒラマサ
ブリ
本当に良く似ている魚なので見分けがつけにくいかもです。
ブリに良く似ていますが体が少し平たく、上アゴ端上が丸いところが区別できる個所となっています。詳しく伝えたいところですが
今回はヒラマサとブリの見分け方について今回は割愛させて頂きます。
本題のヒラマサジギングの始め方についてスタートします。
ヒラマサジギングで豪快なひきを楽しもう
ヒラマサジギングでヒラマサの豪快な引きを味わってみたいと思う方は覚悟が必要です。
その覚悟とは、サイズは選べないと言う事すなわち安易なタックル設定では捕れない可能性があること
ヒラマサは10kg、20kgを超える大型魚。
安易なタックルバランス、ラインシステムでは太刀打ちできない場合もある。ヒラマサ特有の豪快なパワーにひれ伏さない為にもタックルバランス、ラインシステムには配慮が必要になります。
道具意外にも己の体力、筋力も鍛える必要があります。
ジギングにて必要になる筋肉について書いた記事がこちら
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オフショアジギング・キャスティングは筋トレ必須!鍛えるべき筋肉紹介
続きを見る
そんなヒラマサジギングのタックルについて紹介する。
ヒラマサジギングに必要なロッドについて
ロッド
6フィート前後のオフショアジギングロッド・ジグの重さは80gから200gクラスが扱えるロッドが適しています。
ヒラマサジギングロッドについてハイレスポンスロッドとローレスポンスロッドがあります。
難しい言葉で説明してもわかりにくいので極端な話、硬いロッドなのか柔らかいロッドなのかと言うことです。
ロッドが硬い(ハイレスポンス)ジグが激しく動く、ロッドが柔らかい(ローレスポンス)ジグが穏やかに動くと覚えれば良いと思います。
硬い、柔らかいは好みの問題になるかと思いますが柔らかいロッドで穏やかなジグアクションの方がヒラマサの食いが良いと感じます。
ローレスポンスモデル
ハイレスポンスモデル
上記ロッドは高価格ですので、もっとお手頃な初心者向けのロッドも載せて置きます。
個人的な感想ですがハイレスポンスはブリ系の食いが良くローレスポンスはヒラマサの食いが良い気がします。参考程度です。
ヒラマサジギングに必要なリールについて
リール
リールはシマノで8000番 ダイワで4500番のリールサイズになります。シマノ、ダイワで番手が変わりますがサイズは同等です。PE4号で300m巻けるラインキャパのリールが必要。
最新の20ソルティガの番手はシマノと同じ表示になっています。
同じ番手のリールでもハイギアモデル、パワーギアモデルがあります。一概にどちらがいいとはいいませんが水深が深く、重いジグを使う場面が多い海域ではパワーギアが良かったりします。ハイギアはパワーギアの逆の場面でよかったりします。
ハイギアかパワーギアか判別するには、スプール番手の後ろにシマノの場合H(ハイギア)又はPG(パワーギア)と表示されています。
ダイワだとH(ハイギア)のみ表示されています、Hがなければパワーギアですね。
シマノステラ
シマノツインパワー
バイオマスター
ダイワソルティガ
ダイワキャタリナ
ダイワBG
ヒラマサジギングに必要なラインについて
ライン
PE4〜5号を使用PEラインの編み込み数で強度が変わります。8本編みのPE4号で十分かと思います。
PEの編み込み数は4本、8本、12本があり編み込み数が多くなるほど強度が高くなります。
号数を増やさず強度を上げるには12本編みが良いですね。
ダイワのPEラインを例にします。
8braidPE4号 53lb 、5号66lbとなり
12braid PE4号では68lb編み込み数が多ければPEの号数をワンランク下げることが可能となる
ヒラマサジギングに必要なリーダーについて
リーダー
リーダーはフロロカーボンラインを使用します。擦れに強く、感度が良いラインです。ヒラマサは根に潜る習性があるので根ずれによるライン切れを抑制する為にフロロカーボンラインを使用します。
フロロカーボンラインはPE4号の場合60lb前後を使用すると良いです。
ヒラマサジギングに必要なスイベル、ソリッドリングについて
スイベル、ソリッドリング
スイベルを使うかプレスリングを使うかは好みの問題になるかと思います。スイベルを使う理由の一つとして糸ヨレ防止があります。スイベルを使うとジグの動きに支障がある為使わない人もいるようです。
リングサイズは割と情報が薄いので載せておきます。
スイベルサイズはサイズと言うより耐久性で伝えます。100kgを耐えられるスイベルならOK
ソリッドリングサイズ#4〜#6なら間違いないです。
スプリットリング
リーダーとジグを繋ぐリングのことです。
スプリットリングのサイズは#4〜#6
ソリッドリングと同サイズですね
タックル以外に必要な道具について
ヒラマサジギングに必要なタックル以外の道具について書いた記事はこちら↓
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オフショアジギング必要な物オススメ10選ストレスフリーでジギングを楽しもう
続きを見る
ラインシステム(ノット)
PEラインとリーダーを結束させる為に必要なノットがあります。ノットを覚えなければいくら道具が良くてもヒラマサを獲れません。
ヒラマサジギングにおいて覚えておくべきノットが
「PRノット」
となります。ノットを組む為に道具を使いますが「最強のノット」となっていますので必ず覚えましょう。
PRノットで使う道具はこちら
PRノットの結束方法について詳しく解説されたサイトを見つけたので載せておきます。
https://www.seaguar.ne.jp/knot/lines/line_17.html
続いてリーダーとジグを繋ぐノットが
「TNノット」と言うノットです。
結び方はこちら
リングにリーダーを2回通します。通すと輪っかが2つ出来上がります。
2つの輪っかにラインを通して引っ張るとこんな感じになります。
あとはハーフヒッチで6〜7回編み込めばOKです。
こんな感じになります。
動画配信サービスを使ってジギングについて学ぶことも面白いですね。
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以上がヒラマサジギングの始め方になります。